令和7年度 安全大会
2025年8月21日 第54回大東電業(株)安全大会を開催しました。
会場には来賓・協力会社・社員合わせて約80名程が参加し、
出席できない社員(約60名)はWeb配信により視聴しました。
開会の辞
約20年前の回転ドア災害を内外のコミュニケーションを活かして、
安全面の改善を図った事例説明とともに、大会の開会宣言がなされました。
社長挨拶
今後の工事量をこなしていくには業務の効率化と人材育成が喫緊課題であり、
業界のニーズに応える重要責務である。
また、当社と協力会社は安全・品質が第一という精神のもと、
無事故無災害を基本とした施工に尽力していくとの誓いの挨拶がありました。
来賓挨拶
東京電力パワーグリッド株式会社 平塚支社長 山銅様より ご挨拶を頂きました。
夏季環境に合わせた安全対策と5S活動の大切さ、さらに経験や年代の違う作業員構成において、
どう伝えて理解を得るか、時には立ち止まり考える事も重要である。
また、ルールは作った時から劣化していくものであり、フィット&ギャップの考え方を忘れずに、
より現場環境にあったルール作りに協力・改善していただきたいとのご挨拶をいただきました。
安全宣言
情報通信工事部の 齋藤さんから力強い安全宣言がありました。
安全講話
東京電力パワーグリッド株式会社 工務部 安全品質グループマネージャー 鈴木様よりご挨拶を頂きました。
近年の災害傾向を踏まえ、正しく定義し、正しく伝え、正しく実行する事が重要であるが、
現場に伝わり、実行されるまでに生じるギャップを埋めていく事が大切である。
今まで以上に現場対話を積み重ねて、一歩も二歩も踏み込んだ安全活動を行い、
災害ゼロを目指していただきたい。
非現実的なルールや守れないルールには、積極的に声を上げていただき、
改善につなげていきたい旨の講話を賜りました。
安全発表
【電力工事部】
~平塚線№1~№9ほか電線張替工事(その2)ならびに関連除却工事~
用地環境の難しい狭隘な道路の住宅地、かつ低い電線地上高と言った困難な条件下で、
創意と工夫を凝らした安全対策の発表がありました。
【情報通信工事部】
熱中症対策の数年に渡る対策変遷と今後の取組について発表がありました。
【東北支店】
~山形鉄道荒砥駅ハット用基礎新設工事(局舎据付含む)~
度重なる機器納期の変更が局舎工事に与える影響は大きく、協力会社や関係各所との
綿密な調整と排水処理を克服した発表でした。
【中部支店】
~MINI静岡・沼津店 駐車場電気自動車用急速充電器設備新設~
カーディーラー敷地内の急速充電器新設に伴う、
各種安全対策や関係各所との調整に苦慮した内容の発表でした。
閉会の辞
本日、賜った講話や安全に対する心構えをもとに、社員ならびに協力会社一同、
安全へのいっそうの取組決意を示した閉会の挨拶でした。