秋田市内気象ドップラーレーダー
秋田市内の気象ドップラーレーダーが完成しました。例年にない寒波襲来のなかでのレーダー設備取替えです。
①2月の秋田市内です。
中央に見える建物に映っている影が地上47mの既設レーダーレドームです。
②レーダードーム組立中です。
連日氷点下の環境下での作業でした。
③レーダードーム組立後の防水処理作業です。
かじかむ手でレドームの継ぎ目とボルト部分をコーキング処理します。組立以上に大変な作業です。
④レーダードームの地上組立完了です。
頂部に昨晩の積雪が残っています。
⑤レーダー空中線の搬入です。
左側のトレーラーに載っているアンテナは重量は軽いのですが、直径5mほどあります。
⑥地上47mの塔上から地上作業を観ています。作業は風の無い日を狙って早朝5時前から行いました。
空中線・ベースリング・レドームと吊上げ用の120tクレーンが見えます。
⑦塔上で既設レーダードームを撤去しています。
塔上で既設レーダードームを撤去しています。
⑧既設レーダードームを吊降している状況です。
風に振られない様、ガイドロープを付けています。
⑨既設空中線の撤去を塔上で待ちます。
防寒対策と転落防止対策は万全です。地上47mは風が吹けば体感温度が極端に下がります。
⑩新設と既設レーダー設備の全てが地上に揃いました。
120tクレーンでベースリングを吊上げ開始です。
⑪新設レーダーのペディスタル吊上げです。
ご覧のようにクレーンオペレーターからは塔上の様子が全く見えないため、カメラと無線機で連絡を取り合います。
⑫続いて空中線吊上げです。
⑬手前が既設設備で奥側が新設レドームです。
⑭新設レーダードームの吊上げです。
先に上げたベースリングにボルト固定します。
⑮小型クレーンで既設レーダードームを解体中です。
⑯塔内のケーブルルートです。
らせん階段とケーブルラックが見えます。
⑰室内機器の搬入です。
屋外のレーダー設備作業は派手ですが、室内機器工事がまた結構大変です。
⑱室内機器を据付てから配線作業です。
120tクレーンを使った派手な作業と細かいケーブル作業まで同じ技術者が作業にあたります。
⑲設備全景写真です。
左側の丸いレーダードームが今回施工したドップラーレーダーです。